石内都 1947年群馬県生まれ、横須賀育ち。
現代日本を代表する写真家。作品はニューヨーク近代美術館、テート・モダン、メトロポリタン美術館、チューリッヒ美術館、ニューヨーク国際写真センター、シカゴ美術館、韓国文化財団、カナダ国立美術 館、国立国際美術館、東京国立近代美術館フィルムセンター、東京都現代美術館などで、所蔵、展示実績がある。
初期三部作「絶唱、横須賀ストーリー」「APARTMENT」「連夜の街」で街の空気、気配、記憶を捉え、同い歳生まれの女性の手と足をクローズアップした「1・9・4・7」以後身体にのこる傷跡シリーズを撮り続ける。'79年第4回木村伊兵衛賞。 '99年第15回東川賞国内作家賞、第11回写真の会賞、'06年日本写真協会賞作家賞受賞。'05年「Mother's 2000-2005 未来の刻印」でヴェネチア・ビエンナーレ日本代表。
'09年に発表した写真集「ひろしま」(集英社)、写真展「ひろしま Strings of time」(広島市現代美術館)では、原爆で亡くなった人々の衣服を撮影。衣服をまとっていた人々がいまそこに在るように写し出したその作品群は話題を呼んだ。‘14年、日本人で3人目となるハッセルブラッド国際写真賞を受賞し、各方面で更なる注目を浴びている。 |
|||||||||||
|
|||||||||||
|
|